1年契約で、それでも延長してぎりぎりまで仕事をしてくれた。
実は、スンミン君、うちの面接を2度受けて、2度落ちている。
1度目は定員1名の求人に50人も希望者がいたとき。
その半年後に出した求人にも、懲りずに応募してくれたけど、応募が遅くて、こちらではすでに別の人に決定してしまっていた2度目。
そして3度目は迷わずこちらから連絡をしました。
アルバイトとはいえ、本当に頑張ってくれた。
お料理が好きで、土曜日になるとお手製のサンドウィッチやホットドッグなんかを、みんなでいただいたものだ。
うちの業務改善にもすごくいいアイデアを出してくれて今でもそれが有効に活用されている。
アイデア賞をあげたくらい。
昨日でアルバイトは終わったのだけど、日曜日の今日も同僚のハムちゃんといっしょに出勤して、スンミン君の代わりにやってくる新しいアルバイト君への引き継ぎ内容をまとめたり、やり残したからと、仕事の整理をして帰って行った。
送り出すのは本当に残念だけど、なぜか、また、ここに戻ってきてくれるという予感があるので、全然さびしくない。
今うちは日本語、韓国語、そして中国語圏と3カ国のネイティブたちがいるのだけど、スンミン君がもどってくれば、一番自信のなかった英語もOKの、最強グローバル企業になるわ、なんてね。
彼自身の夢のための留学なのはわかっているけど、勝手な夢を見ています。
進む道は違ってもこれからも長く付き合っていこうね、と約束して別れました。
これからもよろしくお願いします、とスンミン君。
気をつけていってらっしゃい、スンミン君


